ディスクの十戒~WANから~



2008.10.23

みなさんは上の1枚のモノクロな写真を見てどんな印象を受けますか?
この女性、お顔は見えませんが若くてとても綺麗な「じゃすまさん」。
愛犬はボーダーコリーのジャスティ。
残念な事にワシはジャスティ&じゃすまさんチームのディスクの試合を一度も見た事がない。
この写真はかつてジャスティが健康そのものだった時、
ディスクドックとして日本を代表する名チームとしてNDAの参加者なら誰もがその名を知るほどに活躍していた当時のものだ。
ジャスティはその後、事故でこんなにも自由に走り回る事は出来ずにいるが
今もじゃすまさんの愛情を一身に受け不自由ながらも車椅子を付けて大会にも時々ローラーの種目に出場している。
ディスク大好きジャスティとじゃすまさんの楽しい大切な時間なのだろうと思う。
そしてこの写真を撮ったのはワシの四国の友人が写真家として尊敬するisoさん。
isoさんの写真は「息使いが聞こえてくる写真だな。。」と素人のワシが言うのもナンだが、
以前からそう感じ拝見していた。
この写真に出会ったのはつい先日。
ワシの友人であるムサシママの日記にて掲載されていた。
ムサシ家と言えば、今や押しも押されぬNDAジャパンカップの常連チームだ。
その彼女の日記に何を今更2年も前のジャパンカップの時の写真なんぞUPしているのだろう?
一体この写真は誰?
そう何気なくその記事を読み進めて行ったワシ。
読み終えてもう一度この写真を見て初めてこれがじゃすまさんとジャスティだと知った。
その瞬間涙が止まらない・・・・
じゃすまさんの
「じゃす。。。じゃす。。。」
そう優しく呼ぶ声が聞こえて来た。
ムサシママは思う事があってこの記事を書いたそうです。
以下青字はムサシママの日記より転記です。
ディスクの十戒~WANから~
1.私を迎えたときのことを思い出してください。
2.私はロボットではないので完璧ではありません。
でもあなたのためにいつも一生懸命です。
3.走らせ過ぎないでください。
あなたのためならいつまでも走るけど、倒れてしまいそうなこともあるのです。
4.私がキャッチを失敗しても怒らないでください。
あなたはスローを失敗することはありませんか?
私の体に異変が起こっているのかも?
私はいつでもあなたの喜ぶ顔が見たいのです。
5.初めてディスクをキャッチできたときのことを忘れないでください。
6.コートの外に行っても「脱走だ」なんて言わないでください。
大きな音や人にびっくりすることもあるのです。
あなたと遊べる瞬間が嬉しくて嬉しくて走り回りたくなることもあるのです。
7.私とあなたがディスクをするときは「私たちにとって楽しい距離」を見つけてください。
8.私は目だけでなく心も見ています。
楽しんでいることや気合が入っていることや辛いことなどもわかるのです。
9.あなたが私のために上手に投げられるよう練習しているのをいつも見ています。
だから私もがんばるのです。
10.忘れないで・・・
あなたを見る私の目を
忘れないで・・・
今日の1分1秒はもう二度と来ないのだから
↑のディスクの十戒はじゃすまが聞いたじゃすの心の声です。
ジャパンカップのコートで止まったじゃすを
愛おしそうに見つめながら歩み寄りぎゅっと抱きしめた
じゃすまの姿はたくさんの人に感動を与えました。
じゃすの心の声を聞き逃さなかったじゃすま。。。
このディスクの十戒は忘れそうになる、でも
決して忘れちゃいけない何かを思い出させてくれます。
『走り来るそのまっすぐなひたむきさ』
初めてディスクをキャッチしてくれた時の感動をいつまでも。。。
あの大舞台で、ディスクドックとしての1年の集大成を発表出来るあの場所、あの瞬間に・・・・
1試合たったの1分。
その1分の間に我が相棒の足が止まった。
普通なら「来い!来い!何しとる??」と怒鳴りたくなるだろう。
でもじゃすまさんは違った。
ただただジャスティーを抱きしめていたと言う。
結果よりも得点よりもその瞬間のジャスティを大切にした。
あなたにも聞こえて来ませんか?
じゃすまさんが「じゃす。。。じゃす。。」そう優しく語り掛けている声が・・・・
もう一度声に出して読んでみて下さい。
「ディスクの十戒~WANから~」を。
スポーツドックがいなくてもいいんです。
みんな同じなんです。
大切な家族の声を聞いてあげて下さい。
じゃすまさん。
じゃす君の声を聞いてくれてありがとう。
そして私たちにその声を届けてくれてありがとう。
スポーツにしろショーにしろ頑張るのは素晴らしいと思います。
でも自分が頑張っているその何倍も犬は飼い主のために頑張っているんです。
無理はいけません。
結果が良くなかったと言って責めないで下さい。
月齢やコンディションも考えてあげて下さい。
結果だけ良くてもそのプロセスが粗悪ではいけません。
犬は機械ではありませんから。
普段は普通の家庭犬が飼い主と共にたゆまぬ努力と信頼関係で結ばれてこそ1分間が充実すると思います。
あくまでも見学者としてのワシの個人的な意見ですが・・・・・
みなさんとみなさんの大切な家族である愛犬に幸多かれと願って止みません。
2008年 10月24日 らむ・れーずんの飼い主 らむママ
でも自分が頑張っているその何倍も犬は飼い主のために頑張っているんです。
無理はいけません。
結果が良くなかったと言って責めないで下さい。
月齢やコンディションも考えてあげて下さい。
結果だけ良くてもそのプロセスが粗悪ではいけません。
犬は機械ではありませんから。
普段は普通の家庭犬が飼い主と共にたゆまぬ努力と信頼関係で結ばれてこそ1分間が充実すると思います。
あくまでも見学者としてのワシの個人的な意見ですが・・・・・
みなさんとみなさんの大切な家族である愛犬に幸多かれと願って止みません。
2008年 10月24日 らむ・れーずんの飼い主 らむママ
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